自分の常識は他者の非常識
2015/05/29
それぞれ自分の中には「価値観」という基準みたいなものがります。
私には私の「価値観」
自分自身にとっての「常識」
ここで言う「常識」は、世間の一般常識とは異なるものです。
誰が何と言おうと、これは譲れない!
これは日常生活の小さなことから、人生全体の考え方まで
たくさんあると思います。
例えば、お風呂に入って
頭から洗う?
それとも体から?
これ、子供のときにどちらから洗うかが決まったら
習慣になって、なかなか順番を変えにくいものです。
私のまわりの人に聞いてみたら
だいたい半々の割合で、頭派と体派に分かれました。
お風呂で洗う順番なんて、まぁどちらでも良いんですけど。
どちらから洗っても一人の入浴タイムなら
誰に影響を与えることもありませんからね。
味覚に関しても
冷奴には「からし」の人もいれば
「生姜」の人もいます。
中には、「一味唐辛子」が最高!
という刺激派も。
これは、食の好みだと言ってしまうこともできますが
やはりひとつの「常識」です。
一人だけのことは、思う存分自分の「常識」を満喫してください。
では、誰かがここに加わると?
例えば会社やサークルなどでの決め事や
人とのお付き合いでの行動や仕草など。
自分が当たり前だと思ってることを
他の人が全く違う意見や行動をすると
「え~、それはおかしい」とか
「ありえない!どうかしてる」
なんて騒ぎにも・・・
自分にとっての「当たり前」が
他者にとっては「それは変だ」
そんなことは日常でもたくさん遭遇します。
どっちも間違ってないんです。
ただ、自分と他者の環境や今まで見てきたこと
学んだことや、教えられたこと
そして、自分自身の資質によって
個々の「当たりまえ」という常識が育って行きます。
いろいろなパターンがあって当然ですよね。
自分の常識の枠に相手もはめようと思ったときから
悲劇は始まります。
はまるわけないですから。
他者の常識を受け入れる心を持たないと疲れます。
他者の非常識は自分発見の糸口に!
自分にとって、何の苦労もなくできることに対して
「こんな事、できて当たり前」と思っていても
そのことが苦手な人にとっては
「なぜ、そんなことできるの?すご~い!」
ということもあります。
このあたりを掘り起こしていくと
自分の強み発見につながります。
自分では気づいていなかった特技を発見するのは
誰かが見つけてくれることがきっかけというのはよくある話です。
これも、自分の常識は他者の非常識だからこそ
発見できるのです。
あなたが、誰かの特技や強みを発見する機会もきっとあります。
人と違う観点で物事を見るメリットを生かしていきましょう!