得意なことにフォーカスする
2015/06/09
書店に行くと、いわゆる成功本というのがとってもたくさん並んでます。
「成功するには成功者の真似をしろ」
よく聞くフレーズですね。
確かに成功している人のやり方を真似するのは間違っていません。
実際に成功した人が、どのように考え行動したか。
それを同じようにすれば、成功への近道になります。
私も、おすすめの書籍だと云われると買い求め
「うん、うん、なるほど~」
と、いろいろな人のを読みました。
あるときは、外食産業で成功した人、
またあるときは、通販事業で成功した人、
そして、IT関連の事業で成功した人、
そして・・・・・
どの業界でも成功者は存在し、方法はそれぞれです。
では、「なぜ成功法則を読んでも成功しないのか」
この答が、ウェルスダイナミクスによってすっきり解決しました。
それまでは、成功に限らず、誰かが良いと云ったことを
全て取り入れようとしていたんです。
・自分をブランディングするためにどんどん目立つ。
・データが大事だから細かく分析することが必要。
・インスピレーションで、即行動するのが成功する秘訣。
・思いつきで行動しないで、じっくりタイミングを見計らう。
・常に連絡が取れるようにすることがチャンスを掴む。
・いくつもの仕事を同時進行でこなせるようにする。
ここにあげたポイントは、それぞれ素晴らしいのですが
全く反対のことを推奨している成功者もたくさんいます。
「すぐに動け!チャンスを逃がすぞ」という人もいれば
「焦るな!タイミングを見ろ」という人もいます。
これは、どちらが正しいとかではなくて
それぞれが持っている特性を、どの方法なら活かせるか?
それによって、行動が違ってくるということなんです。
ウェルスダイナミクスは、自分の特性を診断するツールの一つです。
4つの周波数、8つのプロファイルに分類し、自分の特性を活かして
苦しくない方法でフローに乗るという理論。
この理論を知るまでは、自分のやり方が悪いからうまくいかないんだろうか・・・・
あの人は、この方法でうまく行っているのに・・・・
なぜ?
それを解明するのが、自分の特性を知ることです。
自分の特性に合っていない方法ではストレスが多く、苦痛を伴う。
でも、特性に合った方法だと、楽にできる。
好きなことは時間を忘れて夢中になるって経験はありませんか?
私は、子供の頃から物を作るのが大好きで、ご飯も食べないで
集中したことが何度もあります。
完成をイメージしながら、黙々と作り続けました。
私は工作や裁縫、手芸といった物作りが好きだから夢中になれますが
物を作るのは好きじゃない人にとっては、この作業は苦痛です。
この感覚が、ビジネスにも当てはまるんですよ。
得意な部分を伸ばして成果を上げる!
苦手なものにフォーカスして、何とかできるように努力しなければ・・・
という考えと
得意なものにフォーカスして、得意をもっと伸ばそう!
得意なことだからやってて楽しい!
どちらがストレスなく能力アップできるでしょうか。
もちろん、得意を伸ばすほうですよね。
学校教育で、苦手な科目を指摘されて
「ここが弱いからもっとがんばりましょう」
こういった指導を受けていた人は、苦手を克服することが正しいと
思いこんでいます。
その意識が大人になっても継続していると、苦手なことばかりに意識が向きます。
もっと、自分の特性を理解して得意分野を伸ばすことに
意識と時間を使えば、楽しくスキルアップできます。